歯列矯正

Eラインが欲しいので抜歯矯正始めた口ゴボ20代女の体験記①|矯正の費用・期間・その他概要

やんやん

自分めっちゃ口元出てて横顔悲惨すぎるなぁ・・

顎もないし、Eラインある人羨ましすぎる。やっぱり手術するしかないんかなぁぁ・・?

これは、歯列矯正を始めるずっと前の私。

もともと私の顔は、口元が突出していて顎が無いいわゆる「アデノイド顔貌」。正面からなら耐えられるけど横顔はもう悲惨。

Eラインは無いし、口元が出ているおかげでなんか顔の下半分がもたついてる。思春期真っただ中の中2のときにはクラスの男子から

なんか、やんやんの横顔ってみたいだな

と、言われる始末。

ちなみにショックすぎて、この後何かを言い返したのか、黙って悔しさを押し殺してたのか全く記憶にない。

この一言のせいで人に横顔を見られるのが怖くなり、誰かに横顔を見られるポジションになると下唇を嚙み締めたり、頬杖をついて手で口元を隠したりするのが癖になってしまった。

そんな辛い時代を過ごしてきたからこそ、同じ悩みを持っている人へ、私が歯列矯正を通して「脱・口ゴボ」を目指してきた過程を共有したい!!!

そんなわけで、これから私の歯列矯正体験記を下の表のように①~⑦の記事に分けて、紹介していくよぉぉぉぉ!!

体験記①始めたきっかけ、矯正の費用、期間、その他概要
体験記②矯正歯科受診~矯正器具装着まで
体験記③矯正開始~半年(2019.10~2020.03)
体験記④半年~1年(2020.04~2020.09)
体験記⑤1年~1年半(2020.10~2021.03)
体験記⑥1年半~2年(2021.04~2021.09)
体験記⑦2年~2年半(2021.10~2022.03)終了予定。

この記事は矯正体験記シリーズいちばん最初の①!

そしてお気づきの方もいるかもしれないけど、体験記⑥以降に関しては今より未来の話・・・

そう、私の歯列矯正の過程もだいぶ後半には差し掛かってはいるけど、実はまだ途中なのです。ですが、矯正開始から現時点で2年弱。着実に変化はあるので詳しく紹介していきます!

前置きが長くなりましたが、この記事つまり体験記①を読めばこれらのことがわかります。

  • 歯列矯正にかかる費用の目安
  • 歯列矯正の期間の目安
  • 歯列矯正中の通院頻度
  • 歯列矯正中に日常生活で気を付けること

では、さっそく始めていきましょう。

歯列矯正を始めたきっかけ

整形でしか治せないと思っていた

始めたきっかけはどうでもいいから早く概要が知りたい!という方は、こちらまで飛んじゃってください。

口ゴボ顎なしのアデノイド顔貌に悩んでいた私ですが、歯列矯正をすることで改善の見込みがあるなんて最初は知りませんでした。

顎にシリコンを入れて無理やり顎を作る整形くらいしか手はないのかなと思っていたんです。

口ゴボ改善の方法を血眼で探していた中学、高校時代・・。「歯から治す」という考え方を持っていなかったので、なかなか歯列矯正には行きつかず・・

やんやん

大人になったら整形でもして顎作るか~~

とりあえず社会人になって貯金ができたら、整形しようなんてなんとなく考えていました。

自分が出っ歯だと知る

歯列矯正で治すという発想が頭になかったのにはもう一つ理由がありました。

「”上の歯“に関しては、自分の歯並びは悪くない」と思っていたんです。

下の前歯は結構ガチャガチャしてたんですがあまり見える位置ではないのであまり気にしていなかったし、よく見える上の前歯はそこそこの歯並びだと”思っていた“ので、自分が歯列矯正をするなんて発想がまるでなかったんです。

(※実際は”思っていた”だけだったと後に知ることになる・・)

大学生になり、中学生の時に言われた「横顔が魚みたい」という言葉によって深く刻まれた心の傷もほんの少し癒えてきたころ、、友達と遊んだ際に撮った自撮り写真を見て驚愕しました。

それがこちらッッッッ!!!!

ごめんなさい。自分の写真載せるの怖くてアップにできなかったから見えずづらいかも・・・

でもわかりますかね・・?

これ、私は口を閉じて口角を上げているつもりなんです。しかし、唇の間からチラ見する白い物体・・

(というか今この写真見ると、唇の分厚さと口元のもたつき具合に驚く)

ヘドロちゃん

出っ歯すぎて口閉じられてないじゃん・・

前歯2本こんにちはしてんじゃん・・

ていうかこれで歯並び問題ないと思ってたの・・?

やんやん

そう・・そうなの・・

口閉じてるつもりだったけど全然開いてたの・・私出っ歯だったの・・

よく考えれば、歯が出てるから唇が突出してるわけで・・ていうかこの口元のまま整形して顎作っても多分もっと悲惨になるだけだから、歯を治さない限り私の顔面この先詰むよね?って思ったの・・

ヘドロちゃん

出っ歯具合に奥の鹿ちゃんもびっくりしてるし、いい気付きをしたと思う。

そんなわけでこの一件で口ゴボと歯の関係を認知し、また口ゴボの改善方法を調べていくうちに今度は歯列矯正という選択肢を知ることができたのです。

とはいっても、整形と同じく(場合によってはそれ以上?)歯列矯正にはお金がかかるので、動き出したのは社会人になってから。

矯正歯科のカウンセリングを受け、その後自分の歯を診てもらい必要な治療法を説明してもらいました。矯正歯科の選び方については少し事前知識が必要なので、別記事で詳しく書いていきます。

行うことになった治療法は、次の費用についての章で触れていきますね。

歯列矯正にかかる費用はどのくらい?

診断の結果、抜歯ありの歯列矯正を行うことに

さて、いよいよ本題に入っていきます。高いイメージがある歯列矯正ですが、一体いくらかかるのか。その費用は矯正歯科や選ぶオプションによっても変わってくるので、私の紹介する金額はあくまでも目安として考えていただければと思います。

矯正歯科のカウンセリングを受け、歯を診てもらった後に大まかな矯正のスケジュールや詳しい装置の説明をしてもらいます。

まず、レントゲンなどを撮り歯を診てもらった結果ですが、私の歯はこのような状態でした。

  • 上下顎前突
  • 下の歯の叢生
  • 顎、口内の空間が小さい
  • 顎関節症疑惑

上下顎前突とは、上と下の前歯が正常な位置より前に突出していることを言います。

叢生(そうせい)とは、歯が重なり合ってガタガタした歯並びになっていることを言います。よくガチャ歯なんて表現がありますよね。あれを正しい言い方に変えると叢生となるんです。

下の画像は、矯正を始めたばかりの実際の私の下の前歯です。中央の4本がひしめき合っていてガタガタしているのがわかると思います。

また、私の場合上下顎前突によって口元が突出しているだけでなく、「もともとの顎の大きさが小さい」のだそう。

上下の前歯が突出していて口元が出ている+顎が小さい」という状況なので、理想のEラインとは口と顎が真逆のバランスになってしまっていたんです。

やんやん

えっ、顎が小さいなら歯が引っ込んだとしてもEラインはできないってこと?

やっぱり整形は必要なの??

「普通より顎が小さい」と聞いて一番最初に考えたのが、Eラインのことでした。

先生にこの疑問をぶつけてみると

「上下の歯を後ろに下げて口元を引っ込めることによって、相対的に顎は出ているように見えてくる。Eラインができる見込みもある。だけど理想とするEラインによっては整形で顎を出さないと実現できない。」との回答が。

つまり、Eラインは不可能ではないけど、あなたの理想とするEラインの顎がシュッと比較的主張強めに前に出ているタイプの形なら当然整形は必要だ、ということ。

う~~ん、なるほど。ごもっともですね。

だけど、将来的に整形するとしてもこの出っ歯を改善しないことにはそのステップまで行けないし、矯正だけでEラインができたら嬉しいけど、もしできなくでも今よりは確実に横顔に自信が持てるし、整形したくなったらしちゃえばいいし。

なにより事実をはっきり言ってくれるこの先生、ものすごく信頼できるなと思って

やんやん

やります!

って、即答してた。

そんなこんなで、上下の前歯を下げるための矯正を行うことになったのです。

しかし、私の場合は口内の空間が狭いため、突出している前歯が後ろに行けるスペースがそもそもない状態

したがって、上の歯の左右4番、下の歯の左4番、右5番の4本。そして歯を前に押し出す動きをしてしまう親知らず4本の計8本の歯を抜くことになりました。

今現在、親知らず3本以外の抜歯が済んでいる状態なので8本歯を抜くという事実を完全に受け止められていますが、最初にこれを聞いたときは「ひえっ・・」って感じでしたね。

カウンセリングでの内容説明が少し長くなってしまいましたが、以上を踏まえ、私には次のような矯正治療が必要だということがわかりました。

  • 通常の位置より前に出ている上下の前歯を後ろに下げる
  • 後ろに下げるためのスペースを確保するために4本(+親知らず4本)の抜歯を行う
  • 下の歯の叢生を治す

この治療を行うためには、部分矯正ではなく全部の歯に矯正器具をつける必要があります。また、永久歯の矯正であるため小児期矯正とは値段が変わっていきます。

治療にかかる費用は・・・

一番気になる部分だと思うので、そろそろ矯正装置にかかった費用を書きますね。

私の場合、730,000円ほどかかりました。

内訳はこのようになっています。

  • 永久歯列矯正 ¥670,000
  • クリアータイプブラケット(上のみ) ¥50,000
  • 白ワイヤー ¥10,000

※端数切捨て

基本の矯正装置料が永久歯列矯正の67万円で、その他2つがオプションだと思ってもらえると分かりやすいです。

歯列矯正と聞くと、みなさんこのようながっつりシルバーの器具をイメージする方も多いかもしれません。

この歯の表面にくっついている四角いパーツをブラケットと呼び、横に繋がっている線をワイヤーと呼びます。

通常のシルバーのブラケットとシルバーのワイヤーを使用すると、上の画像のようにかなり浮いて見えてしまうのですが、クリアータイプブラケットと白ワイヤーを使用することによって、

このように、器具を目立ちにくくすることができるんです。

私の場合は、費用を抑えるため見えやすい上の歯のみクリアータイプブラケットと白ワイヤーを使い、下の歯はがっつりシルバーの装置をつけています。

このオプションを加えたことによって、6万ほど費用が上乗せされました。(1回6万払っちゃえば、その後治療期間の数年は適用されるから私は安いもんだと思ってる。)

ちなみに、完全に正面から見えないようにする裏側矯正を選択すると、一気に100万越えになったりします。

イラストでの説明になってしまい、イメージが付きにくい部分もあるかもしれません・・

実際の装着器具については今後の経過報告の際にバンバン載せていく予定なのでそこで確認していただけると嬉しいです!

矯正器具以外にもお金はかかる

矯正に73万かかった!と書きましたが、それはあくまで器具代の話・・・

矯正以外にかかった費用を下記にざっとまとめてみました。

  • 検査診断料 ¥30,000
  • 調整料 ¥5,500(毎月)
  • 保定装置料 ¥20,000

検査診断とは、歯の状態を確認するために先生に直接口腔内を診てもらったり、歯のレントゲンを撮ったり、粘土のようなもので歯の型をとったりと、治療内容を決めるにあたって必要な検査を行い、診断してもらう行程のことです。

これも歯科によって違いはありますが、レントゲンなどを撮るためどうしても高めにはなってしまいます。

調整料とは、通院をして装置の調整をした際に支払う料金のことです。

矯正器具を付けた後は、そのまま放置というわけではなく、歯の動きに合わせ調整をしていく必要があります。だいたい1か月を目安に調整を行う歯科がほとんどだと思います。

私の通っている矯正歯科の場合、調整1回につき5,500円(税込み)でした。これを約2年半に渡って毎月支払うことになるので、合計してみると165,000円・・・

結構いっちゃってますね・・

保定装置料とは、矯正器具による治療が終わりブラケットオフをした後に、歯の後戻りを防ぐために装着するマウスピースのような装置のことをいいます。

せっかく矯正できれいな歯並びや、正常な位置の前歯を手に入れても大人の歯って後戻りしやすいみたいなんですよね・・

それを防ぐために保定装置(リテーナー)をつけるんです。最初はほぼ1日装着・・から始まりだんだん時間を減らしていくようですが、装着期間は2年ほどだと私は説明を受けました。

これまた長い・・

自分の歯型を取りぴったり合うサイズを製作するため、これもちょっとお高めです。

そんなわけで、矯正器具以外にもいろいろとお金はかかり、すべて合計すると945,000円・・

矯正歯科治療全体で100万円近く支払っていることになります。

ヘドロちゃん

そんな大金持ってねえんだが??

という方も安心してください。分割払いやデンタルローンの契約ができる矯正歯科はたくさんありますので、治療を考えている矯正歯科のホームページを確認してみてください。

ちなみに私は社会人1年目で矯正スタートをしているので、がっつりデンタルローンを組んでいます。

利子はそれなりにあるけど、矯正は早く始めればそれだけ早く結果も出てくるので、「貯金してる時間がもったいねえ!」と思って、早々に始めたという次第です。

この選択に後悔は全くありません。

歯列矯正はどのくらいの期間がかかるの?

記事の最初の方や費用の話でちらっと何回か出してしまいましたが、私の矯正治療にかかる時間は約2年3か月~2年半と先生から言われています。

ちなみに、矯正器具を外した後(ブラケットオフ後)の保定装置を装着する期間は含まれていません。

ですので、矯正器具も保定装置も全て完了、つまり歯に何も装着しない段階に行くまでに約4年3か月~4年半かかることになります。なっっっっっっっっっが。

とはいえ、保定装置(リテーナー)装着期間は、通院の頻度もぐっと減りますし、マウスピースのような透明なものなのでブラケットのように目立ちません

私が保定装置(リテーナー)をつけるのはまだ少し先ですが、装着期間に突入したら使用感など詳しくレポしますね。

また、ここに書いてある矯正治療の期間についても個人差がありますので、こちらもあくまで目安として考えていただければと思います。

歯列矯正をしている間、日常生活で気を付けることは?

歯列矯正を考えている方にとって、費用や期間以外に気になるのが「矯正器具をつけることによって日常生活に支障は出るのか」という点。

あくまでの私の主観とSNSなどで同じ矯正仲間の方々のお話を聞いて受けた印象ですが、結論としては

ぶっちゃけ支障はあるけど慣れる

という表現が適切かな、と思ってます。

いくつかの場面に分けて、日常生活で気を付ける点について解説していきます。

食事

矯正をして一番最初にぶち当たる壁が「食事」なんじゃないかな、と思います。

まず食べかすがめちゃくちゃ器具に挟まる。えのきとか千切りのキャベツとか普通に食べただけでも、いつの間にかワイヤーに何重と巻かれた状態になってたり。

ニラ、ほうれん草、ごま、米粒、挟まりやすい食材を挙げたらキリがないけど、っていうかもう食後は何かしら絶対挟まってる状態になる。

始めは慣れないし不快感MAXだけど、そのうちこれが当たり前になって、歯磨きする時に「はいはい、君まだいたのね」っていう流れが恒例になってくるから嫌でも慣れます

ちなみに今はマスク生活だから、何か挟まってるけど食べた直後に歯を磨けないという状況でも、口元を隠すことができるからありがたい。

あとは、ガムみたいに器具に絡まりついちゃうようなものや、せんべいみたいに硬いものは器具が外れる原因にもなるので、口にしない方がよいです。

歯磨き

上記を読むと大体想像がつくと思いますが、めっちゃ挟まるので歯磨きはちょっと厄介です。しかし、これも慣れればなんてことなし

「歯ブラシで食べかすをかき出すようにして磨く→うがい」のセットを数回繰り返すのも悪くはないのですが、ジェットウォッシャーという水圧で汚れをかき出す器具を使用した方が、よりきれいに汚れを取り除けます。

また、装置があると歯間の掃除が疎かになってしまうので、デンタルフロスでしっかり歯間の汚れも取り除いた方がよいです。

歯間にたまった汚れが口臭の原因になったりもするので、デンタルフロスは侮れません・・

矯正開始後の調整日では、歯科衛生士さんや先生が磨き残しを指摘してくれることがあるので、気を付けるべき箇所がだんだんわかってきます

磨きづらい部分もありますが、虫歯にならないよう矯正開始前よりも丁寧な歯磨きが必要になってきます。

滑舌

滑舌に関しては、矯正器具をつけて悪くなったという人もいるので一応挙げてみましたが、私は特に変化を感じませんでした

口を閉じるときに唇が若干器具に当たるので、早口な歌を歌うときにちょっと歌いづらくなるかな、程度でした。

また、はじめは滑舌が悪くなったけどだんだん正常に戻ったという方もいるので、こちらもやっぱり慣れが大きいと思います。

まとめ|矯正戦士として共に戦おう

歯列矯正の費用や期間、その他概要について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

  • 矯正器具にかかった費用は約73万円
  • その他、検査診断料や月1の調整費、保定装置(リテーナー)の費用を含めると合計100万円ほど
  • 矯正器具装着の期間は約2年3か月~2年半
  • 保定装置(リテーナー)装着期間は約2年
  • 日常生活では、食事、歯磨きに注意。場合によっては滑舌が悪くなる

※すべて個人、矯正歯科によって変化アリ

まとめるとこんな感じですが、「高すぎ・・」「長すぎ・・」「めんどくさそう・・」と、歯列矯正をやってみたい気持ちが薄れてしまったなんてことはないと願いたい・・

確かにめんどくさそうなことも多いけど、必ず結果はついてきます。

少なくとも横顔を見られたくなくて隠す癖があったあの時期より、今はとても生きやすいです。

もし、口元にあの日の私と同じような悩み、コンプレックスがあるのなら歯列矯正という選択肢をぜひ入れてみてください。

歯列矯正に踏み出したいと思っている誰かの力になれますように・・。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

体験記②はこちらです。